漫歩(読み)マンポ

デジタル大辞泉の解説

まん‐ぽ【漫歩】

[名](スル)あてもなくぶらぶら歩き回ること。そぞろあるき。「一日、秋の古都を漫歩する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

まんぽ【漫歩】

( 名 ) スル
あてもなくぶらぶらと歩くこと。そぞろ歩き。 「余は獣苑を-して/舞姫 鷗外

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

すずろ‐ありき【漫歩】

※歌仙本清正集(10C中)「はし鷹のすずろありきにあらばこそかりとも人の思ひなされめ」

すずろ‐あるき【漫歩】

〘名〙 どこというあてもなく、ぶらぶら歩きまわること。目的もなくくこと。すずろありき。そぞろあるき。
※清正集(10C中)「はしたかのすずろあるきにあらばこそかりとんひとのおもひなされめ」

そぞろ‐ありき【漫歩】

〘名〙 =そぞろあるき(漫歩)〔書言字考節用集(1717)〕

そぞろ‐あるき【漫歩】

〘名〙 あてもなく歩きまわること。然と歩きまわること。逍遙。そぞろありき。すずろあるき。
※人情本・貞操婦女八賢誌(1834‐48頃)「最(いと)麗かに如月の、下旬(すゑつかた)なる春の空、貴き賤き差別(へだて)無く、漫歩行(ソゾロアルキ)の頃なるに」

そぞろ‐ある・く【漫歩】

〘自カ五(四)〙 あてもなく歩く。漫然と歩く。
※草枕(1906)〈夏目漱石〉一一「山里の朧に乗じてそぞろ歩く」

まん‐ぽ【漫歩】

〘名〙 あてもなくただぶらぶらとあるくこと。そぞろあるき。
舞姫(1890)〈森鴎外〉「獣苑を漫歩して」

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