漫遊(読み)マンユウ

デジタル大辞泉 「漫遊」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「漫遊」の意味・読み・例文・類語

まん‐ゆう‥イウ【漫遊・慢遊】

  1. 〘 名詞 〙 気の向くままに諸方を遊びめぐること。
    1. [初出の実例]「かくてこさふくといふ海外の漫遊ふたたびにおよび」(出典:俳諧・箱館紀行(1810))
    2. [その他の文献]〔書経‐益稷〕

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普及版 字通 「漫遊」の読み・字形・画数・意味

【漫遊】まんゆう(いう)

心のままに旅する。〔水経注、渭水上〕(万石湾は)淵深測られず、實に靈異と爲す。先後する、多く其の斃(へい)に罹(かか)る。

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世界大百科事典(旧版)内の漫遊の言及

【観光】より

…およそ国の文化というものは,自然を背景とする村落や都市の景観,日常の生活様式,さらに文化の所産としての芸術等に形として現れるものであり,それらを視察することによって,自国の文化の向上に役立てるという語感を観光という言葉は持つ。明治時代にはそうした原義に沿った用法がみられ,それ以前から用いられていた〈物見遊山(ものみゆさん)〉〈漫遊〉などという語と比べると,観光は格調の高い言葉とされた。ただし,この言葉の現在の語感は,むしろ低俗な響きを持つ場合も多い。…

※「漫遊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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