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松村みね子 まつむら みねこ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

松村みね子 まつむら-みねこ

1878-1957 明治-昭和時代の歌人,翻訳家。
明治11年2月10日生まれ。佐佐木信綱に師事し,「心の花」に歌文を発表した。明治32年片山貞次郎(のち日銀理事)と結婚。アイルランド文学をまなび,「シング戯曲全集」などの翻訳にあたる。芥川竜之介,堀辰雄らと親交があった。昭和32年3月19日死去。79歳。東京出身。東洋英和女学校卒。本名は片山広子。旧姓は吉田。歌集に「翡翠(かわせみ)」,随筆集に「灯火節」など。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

松村みね子
まつむらみねこ
(1878―1957)

歌人、翻訳家。東京生まれ。本名片山広子。東洋英和女学校卒業。1896年(明治29)佐佐木信綱(のぶつな)に入門。作品を『心の花』に発表、上田敏(びん)、森鴎外(おうがい)、坪内逍遙(しょうよう)らに才能を認められた。菊池寛は「わが金蘭簿(きんらんぼ)中、最も秀(すぐ)れた日本女性」とその人柄を賞した。歌壇に超然として、純粋な歌境に沈潜した。歌集『翡翠(かわせみ)』(1916)出版後、アイルランド文学の訳業に専念し、その面での開拓者になった。1935年(昭和10)ふたたび歌に帰り、歌集『野に住みて』(1954)を本名で出版。また随筆『燈火節』(1954)がある。
 をとこの一月(ひとつき)のはたらきより高価(たか)ければ漆(うるし)の衣は見つつさびしき[伊藤嘉夫]

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