精選版 日本国語大辞典 「松陰・松影」の意味・読み・例文・類語
まつ‐かげ【松陰・松影】
〘名〙
① 松の木がおおっている所。松の木の下陰。
※万葉(8C後)二〇・四四六四「ほととぎすかけつつ君が麻都可気(マツカゲ)にひも解き放(さ)くる月近づきぬ」
② 水面などに映って見える松の木の姿。
※俳諧・文政句帖‐五年(1822)一一月「松影も氷りついたり壁の月」
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