(読み)ホゾ

世界大百科事典 第2版の解説

ほぞ【枘】

木材や石材などの2部材を接合あるいは組み合わせる継手仕口(しぐち)において,片方の材の端に造り出した突起をいい,これを差し込むため他材に彫った穴を枘穴という。枘を2材のどちらにも造らず,2材の枘穴に別木を植え込むものは雇枘(やといほぞ)である。形状によって,平枘(ひらほぞ),短枘,長枘,二枚枘,重枘(じゆうほぞ),小根枘(こねほぞ),竿枘蟻枘扇枘目違枘,杓子枘などという。二枚枘は細かい工作を必要とする建具の框(かまち)や桟に,重枘は柱上に(けた)と(はり)が重なる場合,柱天に造り,桁を差し通して梁に差したりする。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

ほぞ【枘】

〔「ほぞ(臍)」と同源。古くは「ほそ」〕
木材・石材などを接合するときに、一方の材にあけた穴にはめこむため、他方の材の一端につくった突起。
男根の異名。 「夜鍋には大工世継の-を入れ/柳多留 63

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家とインテリアの用語がわかる辞典の解説

ほぞ【枘】

木材や石材などをつなぎ合わせるために一方の材の端に突起、もう一方の材の端に穴を設ける加工をすることがあるが、その突起をいう。ほぞ穴に差し込んで接合する。

出典 講談社家とインテリアの用語がわかる辞典について 情報

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