コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

桃林亭東玉 とうりんてい とうぎょく

2件 の用語解説(桃林亭東玉の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

桃林亭東玉 とうりんてい-とうぎょく

1786-1849 江戸時代後期の講釈師。
天明6年生まれ。禅僧から還俗(げんぞく)し,塚田太琉と名のって江戸で活躍。平易な講釈が好評で,天保(てんぽう)8年大坂での旅興行でも人気を博し,「東都の玉」と称された。東玉の名はこれによるという。嘉永(かえい)2年8月19日死去。64歳。姓は阿部。通称は桃次郎。号は玉整。
【格言など】人問はば友達どもが迎ひにて浄土の席を打つと答へよ(辞世)

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版の解説

とうりんていとうぎょく【桃林亭東玉】

1786‐1849(天明6‐嘉永2)
江戸末期の軍談師。講談史に残る名人として知られる。本名阿部桃次郎。禅宗の僧から還俗(げんぞく)して講釈師となる。初め桃玉と名乗り,通俗的な読み口で婦女子の人気を博した。〈東都の玉〉と称されたところから,東玉と名を改め,大坂に上る。〈講釈師は学者に非ず,芸人なり〉を信条としたが,文,絵画にも長じ,風流のたしなみもあった。〈人問はば友達どもが迎ひにて浄土の席を打つと答へよ〉の辞世を残して死去した。【矢野 誠一】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

桃林亭東玉の関連キーワード平松時行鈴木柳塘神吉寿平(2代)国包(10代)桜間青涯田中元勝土岐定吉墨隠堀親寚脇田槐葊

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone