梅の花(読み)ウメノハナ

デジタル大辞泉 「梅の花」の意味・読み・例文・類語

うめ‐の‐はな【梅の花】

梅の木に咲く花。ばいか。
双六すごろくで、さいの目の五。また、双六
女房留守亭主は―」〈川柳評万句合〉
練り香の名。

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精選版 日本国語大辞典 「梅の花」の意味・読み・例文・類語

うめ【梅】 の 花(はな)

  1. 梅の木に咲く花。ばいか。
    1. [初出の実例]「わがそのに宇米能波奈(ウメノハナ)散るひさかたの天(あめ)より雪の流れ来るかも」(出典万葉集(8C後)五・八二二)
  2. ( 梅の花が五弁であるところから ) 双六(すごろく)で賽(さい)の目の五。また、転じて双六をもいう。
    1. [初出の実例]「さっと散れむめの花でつくでつくと望め共」(出典:浄瑠璃・平仮名太平記(1701)五)
  3. カルタ札の青一(あざ)
    1. [初出の実例]「はんなりと・しゃかの下から梅の花」(出典:雑俳・削かけ(1713))
  4. 練り香の一種。または香油の名称。
    1. [初出の実例]「袖に伽羅の焼(たき)かけ、たとへば梅の花見るさへつねならぬに」(出典:浮世草子・新吉原常々草(1689)上)
  5. ( 「うめ」は「梅毒」の「梅」の訓読み ) 梅毒の症状が顔に現われたものをいう俗語

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「梅の花」の解説

梅の花

正式社名「株式会社 梅の花」。英文社名「UMENOHANA CO., LTD.」。小売業。昭和54年(1979)前身の「かにしげ有限会社」設立。平成2年(1990)「株式会社ウメコーポレーション」設立。同9年(1997)現在の社名に変更。本社は福岡県久留米市天神町。飲食店運営。湯葉豆腐の和食店「梅の花」を中心に展開。福岡地盤に関西関東進出。中華料理店などの運営も行う。東京証券取引所第2部上場。証券コード7604。

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デジタル大辞泉プラス 「梅の花」の解説

梅の花

株式会社梅の花が展開する和食店のチェーン

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