極夜(読み)キョクヤ

デジタル大辞泉 「極夜」の意味・読み・例文・類語

きょく‐や【極夜】

南北極圏で、一日中太陽の昇らない状態が続く現象南極で5月末から、北極では11月末から、それぞれ約1か月半続く。→白夜

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「極夜」の意味・わかりやすい解説

極夜
きょくや

冬季、高緯度地方に出現する日射がないか、きわめて少ない状態をいう。たとえば1月1日札幌東京より日出(にっしゅつ)が遅く、日没が早く、夜の時間長い。緯度が高くなるほど、冬は夜の時間が長くなる。極夜は、北半球では冬至中心に現れ、南半球では夏至を中心に現れる。

[平塚和夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

普及版 字通 「極夜」の読み・字形・画数・意味

【極夜】きよくや

徹夜

字通「極」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android