極夜(読み)キョクヤ

関連語 項目

日本大百科全書(ニッポニカ) 「極夜」の意味・わかりやすい解説

極夜
きょくや

冬季、高緯度地方に出現する日射がないか、きわめて少ない状態をいう。たとえば1月1日札幌東京より日出(にっしゅつ)が遅く、日没が早く、夜の時間長い。緯度が高くなるほど、冬は夜の時間が長くなる。極夜は、北半球では冬至中心に現れ、南半球では夏至を中心に現れる。

[平塚和夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む