極限法(読み)きょくげんほう(英語表記)method of limits; method of minimal changes

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「極限法」の解説

極限法
きょくげんほう
method of limits; method of minimal changes

精神物理学的測定法の一種。極小変化法とも呼ばれる。および等価刺激の測定に用いられる。通常,一定の標準刺激 (絶対閾測定の場合は存在しない) と,一定の順序で段階的にその大小,長短,強弱などが変えられる変化刺激とが,実験者により提示され,被験者はその両者を比較して2件法 (「大」または「小」) あるいは3件法 (「大」「小」「不明」) で判断することを求められる。変化刺激の変化方式には,上昇,下降の各系列があり,被験者の反応に所定の変化が現れたところでその系列は打切られる。ただし,系列の種類やその切り方には変則的な方式がある。調整法と比較すると,再現可能性の点ですぐれているが,系列の切り方や測定値の決定法に問題があるといわれている。近年,上下法 up-and-down methodと呼ばれる簡便な方法が考案され,極限法の変形として広く利用されている。 (→恒常法 )

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栄養・生化学辞典「極限法」の解説

極限法

 刺激の閾値をきめる方法の一つで,刺激を弱い方および強い方から徐々に変化させて反応の変化を求める方法.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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