(読み)カン

  • ▽欠
  • かか・す
  • けつ
  • けん
  • 欠/×缺
  • 欠〔缺〕
  • 漢字項目

デジタル大辞泉の解説

《「欠」の字音「けん」の音変化》目方・分量などが減っていること。また、その減った量。
「目を懸けしに、思ひの外に―のたつこと」〈浮・永代蔵・二〉
欠けていること。足りないこと。「説明の―を補う」「ガス―」
欠席。「―一名
[音]ケツ(漢) ケン(漢) [訓]かける かく
学習漢字]4年
〈ケツ〉
物の一部がえぐれてかける。「欠唇(けっしん)欠損
足りない。あく。「欠員欠陥欠如欠点欠乏残欠不可欠
欠けている所。「補欠完全無欠
その場に出て来ない。「欠勤欠場欠席出欠病欠
(「歇(けつ)」の代用字)休む。やむ。「間欠
〈ケン〉あくび。「欠伸(けんしん)
[補説]「欠」は本来の意味。「缺」はの意味で、もと別字。
[難読]欠伸(あくび)
けつ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

の字音けんの転
目方・分量などが減っていること。めべり。 日葡
[句項目] 欠が立つ
欠けること。欠けたところ。不足。 -を補う
欠席。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘他サ五(四)〙
① 継続して行なっている物事を、ある時だけ怠る。多く、打消の形で用いる。
※実隆公記‐明応五年(1496)八月紙背(女房奉書)「又御たんきまことにするすると候て、めてたさ御かかし候はす」
※安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉初「一(ひと)ばんもかかしたことが、あるめへじゃアねへか」
② 無しで済ます。
※シェイクスピア(1952)〈吉田健一〉嵐「キャリバンは〈略〉欠かすことが出来ない役割を演じている」
〘名〙 数量や目方が、前に量ったときより減少すること。〔落葉集(1598)〕
※歌舞伎・傾城天の羽衣(1753)四幕「密夫のお定三匁かんなしにおこすか」

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