歓を尽くす(読み)カンヲツクス

デジタル大辞泉 「歓を尽くす」の意味・読み・例文・類語

かんく・す

十分に楽しむ。「同窓の友と一夕いっせきの―・す」
[類語]楽しむ興ずる堪能たんのうする満喫する享受する享楽するエンジョイする興がる・興を添える・興趣が募る・興に入る興に乗る感興歓楽逸楽安逸交歓合歓

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「歓を尽くす」の意味・読み・例文・類語

かん【歓】 を=尽(つ)くす[=極(きわ)める]

  1. この上なくよろこびを感じる。十分に楽しむ。おおいに楽しみをかわす。
    1. [初出の実例]「密夫(まをとこ)を得て人情の歓(クヮン)を尽(ツク)さん」(出典花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉二〇)
    2. [その他の文献]〔礼記‐曲礼上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android