交歓(読み)コウカン

デジタル大辞泉 「交歓」の意味・読み・例文・類語

こう‐かん〔カウクワン〕【交歓/交×驩】

[名](スル)ともに打ち解けて楽しむこと。「試合後、両校の選手が―する」
[類語]友情友愛友誼親交友好親睦交遊深交交誼厚誼昵懇懇意懇親交際楽しむ興ずる堪能たんのうする満喫する享受する享楽するエンジョイする興がる・興を添える・興趣が募る・興に入る興に乗る歓を尽くす感興歓楽逸楽安逸合歓付き合い交わり人付き合い触れ合い社交交友行き来旧交国交国際交流交情高誼よしみ接触コンタクト

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「交歓」の意味・読み・例文・類語

こう‐かんカウクヮン【交歓・交款・交驩】

  1. 〘 名詞 〙 互いに打ち解けて楽しむこと。打ち解けて交わること。
    1. [初出の実例]「天河七夕報初涼、牛女交歓闘耿光」(出典田氏家集(892頃)上・題闕)
    2. 「土地の人たちの間で繰り返されるアメリカ式の交歓の〝儀式〟であり」(出典:走れトマホーク(1972)〈安岡章太郎〉)
    3. [その他の文献]〔史記‐陸賈伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「交歓」の読み・字形・画数・意味

【交歓】こうかん(かうくわん)

仲よくする。うちとける。結婚する。唐・李公佐南柯太守伝〕一女子を見る。云ひて金枝と號す。年十四五可(ばかり)。儼(げん)として仙の(ごと)し。の禮、頗(すこ)ぶる亦た顯なり。

字通「交」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android