逸楽(読み)イツラク

デジタル大辞泉 「逸楽」の意味・読み・例文・類語

いつ‐らく【逸楽/×佚楽】

気ままに遊び楽しむこと。「―にふける」
[類語]快楽歓楽享楽享受悦楽謳歌淫楽楽しむ興ずる堪能たんのうする満喫するエンジョイする興がる・興を添える・興趣が募る・興に入る興に乗る歓を尽くす感興安逸交歓合歓

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精選版 日本国語大辞典 「逸楽」の意味・読み・例文・類語

いつ‐らく【逸楽・佚楽】

  1. 〘 名詞 〙 気ままに遊び楽しむこと。
    1. [初出の実例]「均労空半歳、逸楽不朝」(出典菅家文草(900頃)四・北溟章)
    2. 「凡人は、貧賤なる時は憂苦し、富貴なる時は逸楽す」(出典:集義和書(1676頃)三)
    3. [その他の文献]〔詩経‐小雅・魚麗序〕

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普及版 字通 「逸楽」の読み・字形・画数・意味

【逸楽】いつらく

気ままに楽しむ。〔史記、伯夷伝〕世に至るが(ごと)き、操行不軌にして、專ら忌を犯すも、樂し、富厚にして累世えず。~余甚だ惑ふ。

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