デジタル大辞泉
「折れる」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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お・れるをれる【折】
- 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]を・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 一直線または一平面のものが、ある点または線で二線分または二平面のものになる。 - ① 曲がって二重になる。曲がりたわむ。
- [初出の実例]「御腰はをれにけり」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))
- ② 曲がって二つの部分に切り離される。
- [初出の実例]「楼(たかとの)に登りて謀る。夾膝(おしまづき)自づからに断(ヲレ)ぬ」(出典:日本書紀(720)斉明四年一一月(北野本訓))
- ③ 向きを変えて進む。また、道などが曲がる。
- [初出の実例]「朱雀より五条の大路を西ざまにをれ給ふ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)行幸)
- ④ 強い意見や主張をやわらげ、相手に従う。くじける。譲歩する。負ける。
- [初出の実例]「げに春の色はえおとさせ給まじけり、と花におれつつきこえあへり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)胡蝶)
- 「先方から頓(やか)て『堪忍して呉れ玉(たま)へ』と折れて来る」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉二)
- ⑤ ( 「骨が折れる」の形で ) 苦労する。大変である。
- [初出の実例]「百姓といふ者は壱番骨の折(ヲレ)る者に相違ないから」(出典:交易問答(1869)〈加藤弘之〉下)
- ⑥ 和歌の第三句(腰句)と第四句とがうまく続かない。→腰折(こしおれ)。
折れるの補助注記
④の「源氏‐胡蝶」の例については、「おる(愚)」とする説もある。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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