デジタル大辞泉
「纏める」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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まと・める【纏】
- 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]まと・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 - ① 個々のものを一つにくくる。集めて一つにする。統括する。〔名語記(1275)〕
- ② 一つのものとして完成させる。また、意見、考えなどを一つに整理する。
- [初出の実例]「結末をまとめるのに要するだろう日数の」(出典:他人の顔(1964)〈安部公房〉灰色のノート)
- ③ 懸案や紛争などを解決させる。まるく納める。また、特に縁談・商談などをうまく成立させる。
- [初出の実例]「話を纏めるまではお春さんを外へ出して置く方が善からふ」(出典:雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉下)
まつ・める【纏・集】
- 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]まつ・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 集める。まとめる。まつべる。- [初出の実例]「役人をまつめ候間に、すでに御能はじまり候」(出典:大乗院寺社雑事記‐長祿二年(1458)二月一〇日)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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