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沈埋工法 ちんまいこうほう

5件 の用語解説(沈埋工法の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

沈埋工法
ちんまいこうほう

海底トンネルの工事方法の一つ。巨大なコンクリート製の箱を海底に並べて海底トンネルを造るプレハブ工法で,地盤が弱く大口径のトンネルを掘ることが困難な場合に用いられる。アメリカオランダ,日本 (東京港トンネル) で取り入れられている。

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デジタル大辞泉の解説

ちんまい‐こうほう〔‐コウハフ〕【沈埋工法】

水底トンネルの工法の一。箱状に区分して製造しておいたトンネル部分を水底に掘った溝に沈め、順次に接続してトンネルをつくる方法。

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

沈埋工法【ちんまいこうほう】

水底トンネルの一工法。まず水底に溝を掘り,基礎を作る。水底トンネルとなる部分は鋼・鉄筋コンクリート製の適当に分割した函(かん)で,両端を仮壁で閉じて現場まで水上を曳航(えいこう)し,注水して基礎の上に沈める。
→関連項目トンネル

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世界大百科事典 第2版の解説

ちんまいこうほう【沈埋工法 trench method】

トンネル建設工法の一つで,海や川の水底にトンネルをつくるのに用いられる。トンネルを形成する外殻をあらかじめ陸上または船台上で適宜の長さに分割して製作し(両端を仮壁でふさいだ函状をしており,沈埋函と呼ばれる),一方,設置する水底は溝状に浚渫して基礎をつくっておく。沈埋函は沈設予定位置直上まで水上を運搬し,1個ずつ順次に沈め,函相互は水中で水密に接続していき,トンネル内の仮壁の撤去や内装,トンネル外の土砂による埋戻しを行って完成する(沈埋工法によるトンネルを沈埋トンネルという)。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

ちんまいこうほう【沈埋工法】

水底トンネルを建設する際の工法の一。他の場所で製作した鉄または鉄筋コンクリート製の管を水底に沈め、これをつないでトンネルとする工法。

出典|三省堂
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世界大百科事典内の沈埋工法の言及

【水底トンネル】より

…水底トンネルは青函トンネルのような海底トンネルを除けば,大多数は河口近くの大都市に作られ,地質も軟弱な場所が多い。
[施工方法]
 水底トンネルの施工法には山岳トンネルを掘削するのと同様な普通工法と,開削埋戻し工法,空気ケーソン工法,圧気シールド工法,沈埋工法などの軟弱地盤にも適する特殊な工法とがある。普通工法は湧水を止めるために地山の裂け目をふさぐ防水剤の注入を併用することが多く,地質が軟弱でなく,岩質な地山に適用される。…

※「沈埋工法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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