日本歴史地名大系 「沼田城跡」の解説
沼田城跡
ぬまたじようあと
〔戦国時代〕
永禄三年(一五六〇)長尾景虎(輝虎・上杉謙信)の関東進攻にあたり、九月上旬までに
沼田城跡
ぬまたじようあと
昭和四八年(一九七三)に相模国足柄上郡沼田城改之絵図(安藤家蔵)が発見されて以来、跡地の確認と絵図に描かれた遺構のすべてが遺存していることが判明した。尾根の西側の付根で掘切って区画され、東・北・南の三方は湿田となっており、湿田面からの比高約三〇メートルの最頂部には削平された東西八〇メートル、南北九〇メートルの主曲輪が築かれている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報