泉重千代(読み)イズミ シゲチヨ

20世紀日本人名事典 「泉重千代」の解説

泉 重千代
イズミ シゲチヨ

昭和期の長寿者 長寿世界一(120歳)。



生年
慶応1年6月29日(1865年)

没年
昭和61(1986)年2月21日

出生地
鹿児島県大島郡伊仙町

経歴
生後間もなく両親を失い、明治5年に戸籍法が制定されたときは7歳で、祖父養子として記載。農業黒糖の運搬業などをし、39歳で結婚、1男1女をもうけたがともに若くしてなくした。昭和31年に妻を、53年に養女を失ってからは養子の泉昭彦、順江夫妻が身の回りを世話していた。51年には長寿日本一に、54年にはギネスブックが世界一と認定。家庭的には恵まれた一生とはいえなかったが、のびのび天寿を全うした。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「泉重千代」の解説

泉重千代 いずみ-しげちよ

1865-1986 幕末-昭和時代の長寿者。
慶応元年6月29日生まれ。生後ほどなく両親をうしない,明治5年に8歳で祖父の養子として戸籍届けをされる。昭和54年114歳で「ギネスブック」1979年版により長寿世界一と認定された。昭和61年2月21日,120歳237日で死去大隅(おおすみ)(鹿児島県)徳之島出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「泉重千代」の解説

泉 重千代 (いずみ しげちよ)

生年月日:1865年6月29日
鹿児島県徳之島出身の世界最長寿の人物(当時)
1986年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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