法体の滝(読み)ホッタイノタキ

デジタル大辞泉 「法体の滝」の意味・読み・例文・類語

ほったい‐の‐たき【法体の滝】

秋田県南西部、山形県境近くにある滝。鳥海山東麓を流れる子吉川上流にある。落差57.4メートル、長さ100メートル。県の名勝天然記念物指定されている。鳥海国定公園に属し、夏はキャンプ地としてにぎわう。名称は、この地を訪れた空海が滝のすばらしさに見入っていたところ不動明王が現れ、滝の名を「法体」と伝えたという伝説による。

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日本歴史地名大系 「法体の滝」の解説

法体の滝
ほつたいのたき

[現在地名]鳥海村百宅 手代沢

鳥海川の上流である赤沢あかざわ川にある高さ一六丈、幅五間の滝。元禄一〇年(一六九七)の国御絵図三枚之内生駒主殿知行所羽州由理郡矢島到米下村之図(県立秋田図書館蔵)には「ほつたい(ママ)の滝」と記されている。

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デジタル大辞泉プラス 「法体の滝」の解説

法体(ほったい)の滝

秋田県由利本荘市にある滝。子吉川の源流部に位置する。落差約57メートル。1960年、県の名勝かつ天然記念物に指定。1990年、日本の滝100選に選定された。

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事典・日本の観光資源 「法体の滝」の解説

法体の滝

(秋田県由利本荘市)
日本の滝百選」指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

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