注音符号(読み)ちゅうおんふごう(英語表記)Zhu-yin-fu-hao

  • ちゅういんふごう
  • ちゅういんふごう ‥フガウ
  • ちゅういんふごう〔フガウ〕
  • ちゅうおんふごう ‥フガウ
  • ちゅうおんふごう〔フガウ〕

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

中国語の音標文字中国の文字は漢字であるため,その発音を簡略に示す方法が清末以来検討され,中華民国になって政府の読音統一会で,子音 24,母音 15から成る「注音字母」が定められ,1918年に教育部から公布された。次いで母音1を増して 40字母 (のち子音3字が削除されて 37字母となる) とし,30年にはこれを「注音符号」と改した。漢字の一部などからつくった特殊な符号を字母的に用い,1つの音節を示すのに声母・介母・韻母を表わす3つの符号を組合せる方式 (三綴法) をとる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディアの解説

中国語の文字の発音を表記するため工夫された符号。発音は北京官話を標準にして,子音を表す21の声符と,母音を表す16の韻符とからなる。1918年国民政府教育部が制定,発布。国語教育に用い,識字運動で大いに利用されたが,1957年11月ローマ字による《漢語【ピン】音方案》が制定されて後は使用されない。台湾では現在も使用されている。
→関連項目章炳麟中国語

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

大辞林 第三版の解説

中国語の発音記号。1918年公布。北京官話音を標準とし、漢字の古形に基づいて作られた声符(子音)二一と韻符(母音)一六から成る。現在は台湾で使用。注音字母。ちゅうおんふごう。
ちゅういんふごう注音符号

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の注音符号の言及

【注音字母】より

…字母は,主にきわめて簡単な楷書の文字から採用されており,章炳麟の提案と一致するものが多い。〈注音符号〉とも呼ばれる。図に発音と記号を覚えるための歌を示す。…

※「注音符号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

懈怠

仏教用語。仏道修行に励まないこと。怠りなまけること。六大煩悩の一つあるいは二十随煩悩の一つとして数えられる。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android