洗熊(読み)アライグマ

デジタル大辞泉 「洗熊」の意味・読み・例文・類語

あらい‐ぐま〔あらひ‐〕【洗熊/×浣熊】

食肉目アライグマ科の哺乳類タヌキに似るが、尾に黒の輪模様がある。木登りがうまく、巣は木の洞につくる。名称は、水辺食物を探すしぐさが、手を洗う姿に似ることから。南北アメリカ森林地帯に分布
[類語]白熊北極熊黒熊月の輪熊ひぐま灰色熊

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「洗熊」の意味・読み・例文・類語

あらい‐ぐまあらひ‥【洗熊】

  1. 〘 名詞 〙 アライグマ科の哺乳類。体長約六〇センチメートル。タヌキに似ているが、尾に黒い輪模様がある。北アメリカに分布。森林の水辺にすみ、雑食性で、小動物果実などを洗って食べる習性がある。冬は木のほら穴で冬眠する。
    1. [初出の実例]「Cercoleptes 浣熊(アラヒグマ)ノ一属」(出典:生物学語彙(1884)〈岩川友太郎〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「洗熊」の解説

洗熊 (アライグマ)

学名Procyon lotor
動物。アライグマ科の哺乳動物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android