デジタル大辞泉 「流星塵」の意味・読み・例文・類語 りゅうせい‐じん〔リウセイヂン〕【流星×塵】 宇宙空間から地上に降ってくる微粒子。流星の燃え殻と考えられ、雨水や深海底の堆積物、南極の氷の中などから採集できる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「流星塵」の意味・読み・例文・類語 りゅうせい‐じんリウセイヂン【流星塵】 〘 名詞 〙 宇宙空間から地上に降ってくる微粒子。流星が破壊したものと推定され、大きさは数ミクロンから数十ミクロン。〔世界を変える現代物理(1963)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「流星塵」の意味・わかりやすい解説 流星塵 (りゅうせいじん)meteoric dust 流星や隕石が発光するとき,そこに含まれていた物質は融けたり気化したりして大気中に飛散する。溶融していた物質はその後冷却,固化し,小粒子となって地球上に落下する。これが流星塵である。直径数十~数百μmのほぼ球形のものが多く,雨水の中,極地の氷の中,深海底の堆積物中などから採取できる。成分により,鉄質,ガラス質,ケイ酸質のものなどに分類される。→隕石執筆者:長沢 工 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「流星塵」の意味・わかりやすい解説 流星塵りゅうせいじんmicrometeorites 宇宙空間から地上に落ちてくる直径 0.1mm以下の宇宙塵微粒子で,あまり小さいため流星現象を起さないもの,流星が燃散って微塵となったものなどが含まれる。実際には,地上の工場などから排煙として散布された微粒子と完全に見分けることはむずかしい。ロケットによる高空観測の結果では,毎日地球に降り注ぐ流星塵物質の量は約 1000tに達する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「流星塵」の意味・わかりやすい解説 流星塵【りゅうせいじん】 流星のもえがらと考えられる球状の細塵。直径数十〜数百μm。極地の氷,海底の堆積物などから採取できる。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by