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流星塵 りゅうせいじんmicrometeorites

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

流星塵
りゅうせいじん
micrometeorites

宇宙空間から地上に落ちてくる直径 0.1mm以下の宇宙塵微粒子で,あまり小さいため流星現象を起さないもの,流星が燃散って微塵となったものなどが含まれる。実際には,地上の工場などから排煙として散布された微粒子と完全に見分けることはむずかしい。ロケットによる高空観測の結果では,毎日地球に降り注ぐ流星塵物質の量は約 1000tに達する。

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デジタル大辞泉の解説

りゅうせい‐じん〔リウセイヂン〕【流星×塵】

宇宙空間から地上に降ってくる微粒子。流星の燃え殻と考えられ、雨水深海底堆積物南極の氷の中などから採集できる。

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百科事典マイペディアの解説

流星塵【りゅうせいじん】

流星のもえがらと考えられる球状細塵。直径数十〜数百μm。極地の氷,海底の堆積物などから採取できる。

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世界大百科事典 第2版の解説

りゅうせいじん【流星塵 meteoric dust】

流星や隕石が発光するとき,そこに含まれていた物質は融けたり気化したりして大気中に飛散する。溶融していた物質はその後冷却,固化し,小粒子となって地球上に落下する。これが流星塵である。直径数十~数百μmのほぼ球形のものが多く,雨水の中,極地の氷の中,深海底の堆積物中などから採取できる。成分により,鉄質,ガラス質,ケイ酸質のものなどに分類される。隕石長沢 工】

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大辞林 第三版の解説

りゅうせいじん【流星塵】

地球の大気内に突入して発光し、流星となる微小な固体物質。岩石や鉄や氷などの小破片で、彗星がまき散らした物質もある。
流星物質が発光後、高温のために溶けたものが冷却・固結し、微小な球形となって地上に落下したもの。雨粒などに含まれて落ちてくるものも多い。

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