清野勉(読み)きよの つとむ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清野勉」の解説

清野勉 きよの-つとむ

1853-1904 明治時代哲学者
嘉永(かえい)6年生まれ。沼津兵学校洋学をまなび,卒業後中村正直に師事。のち独学で哲学を研究し,明治20年井上円了が創立した哲学館(現東洋大)教授となる。29年「標註 韓図純理批判解説」を刊行,わが国初の原典によるカント研究書として知られる。明治37年3月10日死去。52歳。駿河(するが)(静岡県)出身

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「清野勉」の意味・わかりやすい解説

清野勉
きよのつとむ

[生]嘉永6(1853).駿河
[没]1897
明治の哲学者。明治4 (1871) 年沼津兵学校を卒業後,中村敬宇らに学び,同5年海軍兵学校で英語を,1887年以後は哲学館で哲学を講じた。 94年頃よりカント研究に力を注ぎ日本で最初原書によるカント研究家として知られている。著書に『韓図 (カント) 純理批判解説』『格致哲学緒論』『帰納法論理学』などがある。

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