雄武(読み)ゆうぶ

精選版 日本国語大辞典 「雄武」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐ぶ【雄武】

〘名〙 (形動) 雄々しく勇ましく強いこと。また、そのさま。
童子問(1707)中「若秦始皇、本朝羽柴氏、雄武英略、過絶古今」 〔晉書‐元帝紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「雄武」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐ぶ【雄武】

雄々しく強いこと。勇武

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「雄武」の意味・わかりやすい解説

雄武[町] (おうむ)

北海道北部,網走支庁紋別郡の町。人口4939(2010)。オホーツク海に面する。海浜はほとんどなく,海岸段丘が発達し,その奥は北見山地となっている。1808年(文化5)蝦夷地交易の場所経営のため番屋が建てられたが,和人定住は84年以降で,農業開拓の初めは1903年田口源太郎による大規模農場の開設であった。雄武,沢木,元稲府(もといねつぷ),幌内の4漁港があり,ケガニホタテガイ,サケなどの漁獲が多いが,1~3月は流氷で一面がうずめられる。町域の大半は道有林を主とする森林で製材工場が点在し,酪農中心の農業が行われる。35年興浜南線が通じて雄武(おむ)駅はその終点となった(現在は廃線)。沢木港の北に突き出る日の出岬は景勝地で,1789年(寛政1)クナシリ・メナシの戦後に築かれた烽火台の礎石が残る。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

普及版 字通 「雄武」の読み・字形・画数・意味

【雄武】ゆうぶ

武勇

字通「雄」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android