デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「澄禅(2)」の解説 澄禅(2) ちょうぜん 1613-1680 江戸時代前期の僧。慶長18年生まれ。真言宗。京都智積(ちしゃく)院の運敞(うんしょう)に師事。悉曇(しったん)学を研究。梵字(ぼんじ)の書にすぐれ,書は澄禅流といわれた。仏画や山水画もよくした。延宝8年6月12日死去。68歳。肥後(熊本県)出身。俗姓は菱刈。字(あざな)は悔焉。号は知等庵。著作に「悉曇愚鈔」「悉曇字母表並釈」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例