爽爽(読み)サワサワ

デジタル大辞泉 「爽爽」の意味・読み・例文・類語

さわ‐さわ〔さはさは〕【爽爽】

[副]《歴史的仮名遣いは「さわさわ」とも》
風が木立の葉をそよがせながら、さわやかに吹くさま。「秋風爽爽(と)吹く」
気分がさっぱりしているさま。さわやかに。
「御心地、―となりて」〈宇治拾遺・八〉
はっきり。明瞭に。
一首―と理の聞こゆるやうに詠むべきなり」〈正徹物語・上〉
とどこおることなく。すらすら。
「―と皇子皇子つがせ給ひて」〈愚管抄・三〉
[類語](1ひゅうびゅうぴゅうひゅっとびゅんびゅんひゅうひゅうびゅうびゅうぴゅうぴゅうそよそよそよざわざわさやさやさらさらはたはたばたばた

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android