デジタル大辞泉
「ざわざわ」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ざわ‐ざわ
- 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
- ① 声や音がさわがしく聞えるさま、大勢がさわぎ動くさまを表わす語。
- [初出の実例]「此でざわざわと云へば、十万里の外の海にどうどひるがゑる也」(出典:碧巖雷沢抄(1533)一)
- ② そわそわと落ち着かないさまを表わす語。
- [初出の実例]「ざはざはと何んじゃの。有所(ありしょ)の知れた紙入明日(あす)なと取らんせ」(出典:浄瑠璃・女殺油地獄(1721)下)
- ③ 病気の熱などで寒けがするさまや、気味が悪く鳥肌がたつようなさまを表わす語。ぞくぞく。
- [初出の実例]「幸子は身体のずウと底の方からザワザワと寒気がしてきた」(出典:一九二八・三・一五(1928)〈小林多喜二〉一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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