デジタル大辞泉 「ぴゅう」の意味・読み・例文・類語 ぴゅう [副]1 風が勢いよく吹く音を表す語。「ぴゅうと吹く北風」2 笛・汽笛などの音を表す語。「笛がぴゅうと鳴る」3 物が鋭く風を切る音や、そのさまを表す語。「打球がぴゅうとかすめる」4 水などが噴き出るさま。「容器からぴゅうと液が飛び出す」[類語]ひゅう・びゅう・ひゅっと・びゅんびゅん・ひゅうひゅう・びゅうびゅう・ぴゅうぴゅう・そよそよ・さわさわ・そよ・ざわざわ・さやさや・さらさら・はたはた・ばたばた 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「ぴゅう」の意味・読み・例文・類語 ぴゅう 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる。「ぴゅうっと」の形も )① 風の激しく吹く音、または、物が風を切って激しく動く音などを表わす語。「びゅう」よりやや甲高い感じを表わす。[初出の実例]「颷(ピウ)と来る風に」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前)② 笛・汽笛の音を表わす語。[初出の実例]「ピューッと汽笛が鳴って」(出典:牛肉と馬鈴薯(1901)〈国木田独歩〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例