さやさや(読み)サヤサヤ

デジタル大辞泉 「さやさや」の意味・読み・例文・類語

さや‐さや

[副]薄いものが軽く触れ合って鳴る音を表す語。「篠竹しのだけが風にさやさや(と)鳴る」
[類語]ひゅうびゅうぴゅうひゅっとびゅんびゅんひゅうひゅうびゅうびゅうぴゅうぴゅうそよそよさわさわそよざわざわさらさらはたはたばたばた

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「さやさや」の意味・読み・例文・類語

さや‐さや

〘副〙 (「と」を伴う場合が多い) 物がすれ合って鳴る音を表わす語。また、物がゆれ動くさまを表わす語。
古事記(712)中・歌謡冬木の 素幹(すから)下木の 佐夜佐夜(サヤサヤ)
※宇治拾遺(1221頃)一四「とくさの狩衣に青袴きたるが、いとことうるはしく、さやさやとなりて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android