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特用林産物

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農林水産関係用語集の解説

特用林産物

林野から産出される木材以外の産物。うるし、きのこ等。

出典|農林水産省
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林業関連用語の解説

特用林産物

保有山林から生産又は採取し販売したもののうち、用材、ほだ木用原木を除く林産物をいう。
主な特用林産物の種類は次のとおりである。
ア 食料品:まつたけをはじめとする天然のきのこ類、天然のくり、くるみ、わさび、たけのこ、わらび、ぜんまい、その他山菜類
イ 竹材等:工芸用材となる竹材、桐材
ウ 薪 炭:薪、木炭、竹炭
エ 繊維品:しゅろ皮、みつまた、こうぞ、竹皮など
オ 樹液品:うるし、木ろうなど
カ 油脂品:桐油、つばき油、さざんか油、くるみ油、くろもじ油、樟脳、しょうこん油など
キ 染料品:ぬるで(たんにん)、あかしや皮、きはだ皮、かきしぶなど
ク 薬用品:おうれん、やまもも、にっけい、せんぶり、げんのしょうこなど
ケ その他:あべまき皮、すぎ、ひのき皮など

出典|農林水産省
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

特用林産物
とくようりんさんぶつ

普通の林産物である製材用材や薪炭材に対し、それ以外の林産物をよぶ総称。樹木からの産物だけでなく、草本類や菌類からの産物も含む。食用から非食用のものまで種類も多く、用途も多様である。おもなものは、キノコ類(シイタケ、エノキタケ、ナメコヒラタケキクラゲマツタケなど)、樹実類(クリ、クルミなど)、油脂類(木ろう、生ウルシ、松脂(まつやに)、椿油(つばきあぶら)など)、薬木・薬草類(キハダ皮、オウレンなど)、山菜類(ワラビ、ゼンマイ、ネマガリダケなど)、タケノコ、ワサビ、シュロ皮、タケ皮、タケ材、キリ、木炭などがある。特用林産物の生産は産業の少ない農山村での重要な地場産業である。キノコ類の生産の発展は、人工栽培や周年栽培の技術開発や流通機構の近代化などとともに自然食品、健康食品としてのイメージの定着も大きい要因である。非食用品目は需要、生産ともに先細りであるが、伝統工芸につながるウルシ、竹材や、薬木・薬草も根強い需要がある。また木炭も、燃料以外に土壌改良材、水質浄化剤、調湿材などの新用途の需要が増加している。なお、樹皮、小枝、葉、樹液などを利用する樹種を特用樹種という。[蜂屋欣二]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内の特用林産物の言及

【林産物】より

…(2)薪・木炭 伐倒された木は,日本の統計では用材と薪炭材とに分けて長い間扱われていたが,その区分けも1947年でなくなった。しかし生産物としては素材,特用林産物,木炭・薪の名が残る。用材が生産期間の長さゆえ,現金収入源として信頼できないものであるのに対し,薪や木炭は生育期間の短い小径木を原料として,単純な労働で生産されることもあり,林家にとっては重要な現金収入源であった。…

※「特用林産物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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