玉皇(読み)ギョクコウ(その他表記)Xù huáng

デジタル大辞泉 「玉皇」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐こう〔‐クワウ〕【玉皇】

中国民間信仰道教での最高神玉皇大帝。ぎょっこう。

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精選版 日本国語大辞典 「玉皇」の意味・読み・例文・類語

ぎょっ‐こうギョククヮウ【玉皇】

  1. 〘 名詞 〙 道教で天帝のこと。転じて、皇帝をたたえていう。
    1. [初出の実例]「非紅非紫綻春光、天素従来奉玉皇」(出典菅家文草(900頃)六・早春待宴、同賦殿前梅花)
    2. [その他の文献]〔韋応物‐答清都観幼遐〕

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改訂新版 世界大百科事典 「玉皇」の意味・わかりやすい解説

玉皇 (ぎょくこう)
Xù huáng

中国,宋以後の道教の最高神,玉皇大(上)帝のこと。北宋時代,真宗が1014年(大中祥符7)に〈太上開天執符御歴含真体道玉皇大天帝〉の尊称を奉り,また徽宗天下の道観にその像を立てさせるなど,国家的規模で尊崇された。以後,唐代の元始天尊に替わる地位を占め,道教の諸神を統べる最高神として民衆にも広く親しまれ,正月九日の生誕祭は活況を呈した。台湾では,天公と愛称され,現在も民衆の信仰を集める。
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普及版 字通 「玉皇」の読み・字形・画数・意味

【玉皇】ぎよくこう

天帝。

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