甲斐無い(読み)カイナイ

デジタル大辞泉の解説

かい‐な・い〔かひ‐〕【×斐無い】

[形][文]かひな・し[ク]
何かをしただけの効き目、効果が現れない。何をしたところでどうすることもできない。むだだ。「後悔してみても、―・いことだ」
値うちがない。取るに足らない。「生きていても―・い命だ」
意気地がない。ふがいない。かいしょうがない。
「かく思ふ事は―・き心かなと我と心を恥ぢしめて」〈伽・三人法師
[派生]かいなさ[名]

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

かいない【甲斐無い】

( 形 ) [文] ク かひな・し
ききめがない。努力してもそれだけの結果が得られない。むだである。 「今さら悔やんでも-・いことだ」
それだけの価値がない。 「生きていても-・い身だ」
いくじがない。ふがいない。 「かく思ふ事は-・き心かなと/御伽草子・三人法師」
(「かいなくなる」の形で)死ぬ。むなしくなる。 「 - ・くなり給はば、なかなかなる事をや思はむ/源氏 手習

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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