男女共同参画会議(読み)だんじょきょうどうさんかくかいぎ

百科事典マイペディアの解説

男女共同参画会議【だんじょきょうどうさんかくかいぎ】

2001年1月,男女共同参画審議会を継承・発展するものとして設置された。同審議会は,1994年男女平等を社会に根づかせることを目的に首相の諮問機関として発足。1996年の中間答申〈男女共同参画ビジョン〉で,選択的夫婦別姓制度の導入の早期実現,配偶者に関する税制・社会保障制度の見直し,無償労働に対する経済的評価の導入,男女雇用機会均等法の根本的見直し,性別に偏りのないような新しい高齢者介護システムの実現,公務員採用におけるアファーマティブ・アクション制度の導入,性犯罪の取締り強化と被害女性の保護・救済・自立支援制度の整備,セクシュアル・ハラスメント防止のための男性向け研修,リプロダクティブ・ヘルス/ライツの法的保障,そして法律に基づく本格的な常設諮問機関の設置と男女共同参画社会の実現を促進するための基本法の制定を検討課題として提案。1998年11月の同審議会最終答申を受けて,1999年6月に〈男女共同参画社会基本法〉が制定された。同法により男女共同参画会議の構成・役割が規定されている。同会議は内閣官房長官を議長とし,各省大臣等と学識経験者の各12名で構成され,男女共同参画基本計画の作成にあたって首相に意見し,首相または大臣の諮問に応じて男女共同参画社会形成に関する基本的な方針政策調査審議および施策の監視などを行う。
→関連項目内閣府

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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