日本歴史地名大系 「白山麓十八ヶ村」の解説
白山麓十八ヶ村
はくさんろくじゆうはつかそん
〔白山禅定道と白山争論〕
白山は加賀・越前・美濃の三国にまたがる信仰の山として知られ、天長九年(八三二)三国に信仰の中心となる白山禅定道の拠点が開かれ(白山之記)、白山三馬場とよばれた。そのうちの加賀馬場禅定道は白山本宮を起点とし、尾添川沿いに中宮(現吉野谷村)から尾添に入っている。一方、越前馬場禅定道は越前
なお、これらの地域は加賀一向一揆の拠点
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報