白扇(読み)ハクセン

精選版 日本国語大辞典 「白扇」の意味・読み・例文・類語

はく‐せん【白扇】

  1. 〘 名詞 〙 書画をかいていない、白地のままのおうぎ。しろおうぎ。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「白扇に竹かく墨の溜り哉」(出典:妻木(1904‐06)〈松瀬青々〉夏)
    2. [その他の文献]〔十国春秋‐後蜀・慧妃〕

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「白扇」の解説

はくせん【白扇】

埼玉の日本酒。酒名は、無垢の美しさを表す「白」と、末広がりの願いを込めた「扇」を合わせて命名大吟醸酒純米吟醸酒純米酒本醸造酒普通酒などがある。平成2、26年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。原料米は山田錦、五百万石、日本晴など。仕込み水は名水百選のひとつ「日本水(やまとみず)」。蔵元の「藤﨑摠兵衛商店」は享保13年(1728)群馬創業。宝暦6年(1756)現在地で酒造業を開始。所在地は大里郡寄居町大字寄居。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

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