的屋(読み)テキヤ

デジタル大辞泉 「的屋」の意味・読み・例文・類語

てき‐や【的屋】

盛り場縁日など人出の多い所に店を出し、いかがわしい品物などを売る商人香具師やし
[補説]当たればもうかることを、矢が的に当たるのになぞらえたものという。

まと‐や【的屋】

料金を払って弓を射る遊びをする所。矢場やば

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精選版 日本国語大辞典 「的屋」の意味・読み・例文・類語

てき‐や【的屋】

  1. 〘 名詞 〙 縁日や盛り場など、人通りの多い場所で露店をだして呼び売りをしたり、見世物を興行したりするのを業とする者。香具師(やし)大道商人
    1. [初出の実例]「まむし酒を売るテキヤ、親指のない淫売婦」(出典:放浪記(1928‐29)〈林芙美子〉)

まと‐や【的屋】

  1. 〘 名詞 〙 料金を取って楊弓の遊びをさせる家。楊弓場矢場(やば)
    1. [初出の実例]「中々的屋(マトや)薬見せ、水茶屋、まして夜食料理など、喰人はまれ也」(出典浮世草子日本新永代蔵(1713)五)

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