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相間移動触媒 そうかんいどうしょくばいphase transfer catalyst

世界大百科事典 第2版の解説

そうかんいどうしょくばい【相間移動触媒 phase transfer catalyst】

水に可溶物質と油に可溶な物質というように極性の著しく異なる物質を反応させる場合,その溶液系が不均一系となり,それぞれの物質が異なる溶媒相に存在するため,両者の接触が困難で,反応速度がきわめて小さいことが多い。このような場合,長鎖アルキルホスホニウム塩のように,水,油の両相に溶解性をもつ有機物を共存させると,たとえばアルキルホスホニウム塩が水相に存在する反応物イオンをとりこみ,反応場である有機相に移動させて,そこにある試薬と接触させ,さらに生成した不要イオンを水相に運んで廃棄する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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