看取(読み)カンシュ

精選版 日本国語大辞典 「看取」の意味・読み・例文・類語

かん‐しゅ【看取】

  1. 〘 名詞 〙 見てその本当のところを知ること。見て会得すること。察知すること。観取。
    1. [初出の実例]「石稜泉脈庭限、看取夏中寒気来」(出典:殿上詩合(1056)泉石夏中寒〈源経信〉)
    2. 「自ら仏性を看取せよ」(出典:塩山仮名法語(1387頃)五)
    3. [その他の文献]〔孟浩然‐題義公禅房詩〕

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普及版 字通 「看取」の読み・字形・画数・意味

【看取】かんしゆ

見る。見ぬく。唐・杜牧〔楽遊原に登る〕詩 看取せよ、家何の事業ぞ 五陵、樹として秋風す無し

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