見て取る(読み)ミテトル

デジタル大辞泉 「見て取る」の意味・読み・例文・類語

みて‐と・る【見て取る】

[動ラ五(四)]見てそれと知る。認める。また、見ただけで事情を感じ取る。見抜く。「状況が不利だと―・る」
[類語]見抜く見破る看破見透かす洞見達観読む認める見る目撃する確認する認知する看取する見取る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「見て取る」の意味・読み・例文・類語

みて‐と・る【見取】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 物事を見て、その意味や事情などを心に受け取る。また、見ただけですぐに、物事の意味や事情を知る。看取する。見抜く。
    1. [初出の実例]「此正直を見て取て、内儀の姪に二貫め付て女夫にし」(出典:浄瑠璃・曾根崎心中(1703))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android