真鰺(読み)マアジ

デジタル大辞泉 「真鰺」の意味・読み・例文・類語

ま‐あじ〔‐あぢ〕【真×鰺】

アジ科の海水魚全長約40センチ。体は紡錘形で側扁し、体側を「ぜんご」とよぶ硬いうろこが1列走る。背面暗緑色腹面銀色。北海道以南の沿岸域を群泳し、夏季に北上する。食用あじ
[類語]室鰺縞鰺

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精選版 日本国語大辞典 「真鰺」の意味・読み・例文・類語

ま‐あじ‥あぢ【真鰺】

  1. 〘 名詞 〙 スズキ目アジ科の海産魚。全長約三五センチメートルに達する。体は長い紡錘形でやや側扁する。背方は灰青色で腹方は銀白色を呈する。体側には稜鱗(りょうりん)という特有の隆起したうろこが鰓蓋(えらぶた)直後から尾柄部まで連続して並ぶ。北海道から東シナ海まで広く分布する温帯性魚で、春から夏に沿岸を北上し、秋から冬に南下する。浮遊性の小甲殻類を好んで食べる。重要な惣菜魚。単にアジともいう。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「干物が大ぶん出来てもろあじや真鰺(マアヂ)付合もせずはなるまじ」(出典:洒落本・玉菊燈籠弁(1780))

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動植物名よみかた辞典 普及版 「真鰺」の解説

真鰺 (マアジ)

学名Trachurus japonicus
動物。アジ科の海水魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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