知能犯(読み)チノウハン

百科事典マイペディアの解説

知能犯【ちのうはん】

暴力,威力,脅迫などによらず,知能によってなされる犯罪。たとえば詐欺,横領など。実力犯または強力犯に対する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

知能犯
ちのうはん

犯罪を知能的方法で実行する場合をいう。これに対し、暴行や脅迫など暴力的手段による場合を強力犯とか暴力犯とよぶ。知能犯とされる犯罪には、詐欺罪、横領罪、背任罪、文書偽造罪等の各種偽造罪などがある。ただ、詐欺罪にも無銭飲食や無銭宿泊のようにかならずしも知能的方法によるものといえない場合があるし、強力犯の典型とされる殺人罪にも保険金目的の殺人にみられるように巧妙な手段による場合もある。[名和鐵郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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