ドイツの精神科医E.クレッチマーがあげた心因反応の一つの型。爆発反応とならんで水準の低い原始的な反応形式とされる。強い感情に彩られた衝動が,人格というフィルターの統制を受けることなく,願望や目的に合致するような行動へと直接的に移されるのでこの名がある。すなわち動因となる願望とその目的達成的行動とが短絡的に結合し,そこには自己統制もなければ,なんらの自我防衛的な修飾もされず,そのまま行動として顕現するのである。学業について注意された子どもが学校がなければいいのだと思い前後の見境いもなく校舎に放火してしまうこととか,私生児を産んだ女子の衝動的な嬰児(えいじ)殺しなどは短絡反応の例としてあげられる。このような短絡的な反応の生ずる背景には,人格の未熟さ,すなわち年少で精神発達が不良な場合,小児的人格,その他の人格障害,精神遅滞などがある。
執筆者:永島 正紀+野上 芳美
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
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