神色自若(読み)シンショクジジャク

デジタル大辞泉 「神色自若」の意味・読み・例文・類語

しんしょく‐じじゃく【神色自若】

[ト・タル][文][形動タリ]重大事に直面しても少しも顔色を変えず、落ち着いているさま。
モニカは―としてその前に進み、跪き」〈長与青銅の基督

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精選版 日本国語大辞典 「神色自若」の意味・読み・例文・類語

しんしょく‐じじゃく【神色自若】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動タリ ) 大事に直面しても沈着で顔色が平常と少しも変わらないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「初義経在東日、御頼朝盥、熱烙手而弗釈、神色自若」(出典:徂徠集(1735‐40)一二)
    2. [その他の文献]〔晉書‐王戎伝〕

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四字熟語を知る辞典 「神色自若」の解説

神色自若

大事に直面しても沈着で顔色が平常と少しも変わらない様子

[活用] ―として。

[使用例] 山口は神色自若として相原に言った[森鷗外灰燼|1911~12]

[解説] 「神色」は精神と顔色という意味

[類語] 泰然自若

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