秋の曲(読み)アキノキョク

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改訂新版 世界大百科事典 「秋の曲」の意味・わかりやすい解説

秋の曲 (あきのきょく)

箏曲。2世吉沢検校作曲。手事(てごと)は松阪春栄補作。1856年(安政3)《琴中五玉抄》に初出。安政初期以前の作曲か。補作は95年ころ。箏曲復古運動の組歌で,古今組の一つ。歌詞は《古今和歌集》秋の部から6首採用し,初秋から晩秋へと配列。第3歌は大江千里,第4歌は壬生忠岑,第6歌は菅原道真で,他は読人知らず。第4歌の後に手事が2段入るが,通常同時に段合せをする。前後にマクラチラシがつく。
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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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