空白(読み)クウハク

デジタル大辞泉 「空白」の意味・読み・例文・類語

くう‐はく【空白】

[名・形動]
書類などの書き込むべきところに、何も書いてないこと。また、その部分
継続しているものの一部分が欠けていること。何も存在しないこと。また、そのさま。ブランク。「記憶空白を埋める」「空白な(の)時間
[類語](1余白/(2空疎空漠空虚から空っぽうつろブランク

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「空白」の意味・読み・例文・類語

くう‐はく【空白】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 空が白いこと。〔李賀‐李憑箜篌引〕
  3. 紙面などの、本来文字があるべき部分に何も書いてないこと。また、その部分。
  4. 本来行なわれるべきであるのに、何も行なわれないこと。欠けてむなしい状態にあること。また、そのような時間や空間。ブランク。
    1. [初出の実例]「彼が我々の年代は空白だといふのは、以上の意味である」(出典:故旧忘れ得べき(1935‐36)〈高見順〉八)
    2. 「空白な表情をしたまま押しだまって、うつろな眼の色で」(出典:冬の宿(1936)〈阿部知二〉一四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「空白」の読み・字形・画数・意味

【空白】くうはく

あき。

字通「空」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android