立江寺(読み)たつえでら

日本歴史地名大系 「立江寺」の解説

立江寺
たつえでら

[現在地名]小松島市立江町

橋池山と号し、高野山真言宗本尊延命地蔵で、地蔵寺とも称された(阿波志)四国霊場八十八ヵ所の第一九番札所で、御詠歌は「いつかさて西のすまひのわがたちえぐぜひのふねにのりていたらん」(四国遍礼道指南)。天平一九年(七四七)行基開創と伝え、光明皇后安産を祈願して地蔵菩薩を本尊仏として安置したという。その体内に弘仁六年(八一五)空海が六尺の本尊仏を刻んで納めたと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「立江寺」の解説

立江(たつえ)寺

徳島県小松島市にある寺院。高野山真言宗。山号は橋池山、院号摩尼院。本尊は延命地蔵菩薩。天平年間、行基による開創と伝わる。天正年間の兵火で被災した後、現在地に再建。四国八十八ヶ所霊場第19番札所。

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事典・日本の観光資源 「立江寺」の解説

立江寺(第19番)

(徳島県小松島市)
四国八十八箇所指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

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