粉ミルク(読み)コナミルク

デジタル大辞泉 「粉ミルク」の意味・読み・例文・類語

こな‐ミルク【粉ミルク】

粉末状のミルク牛乳濃縮・粉末状に乾燥させたもの。粉乳ドライミルク
[類語]牛乳ミルクスキムミルク脱脂乳粉乳練乳コンデンスミルクエバミルク

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精選版 日本国語大辞典 「粉ミルク」の意味・読み・例文・類語

こな‐ミルク【粉ミルク】

  1. 〘 名詞 〙 ( ミルクは[英語] milk ) 牛乳や脱脂牛乳を乾燥して粉状にしたもの。水、湯を加えてとかして使う。
    1. [初出の実例]「水一〇〇に粉(コナ)ミルク三茶匙を溶けば」(出典:育児読本(1931)〈田村均〉九)

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妊娠・子育て用語辞典 「粉ミルク」の解説

こなみるく【粉ミルク】

粉ミルクは、何らかの理由により母親赤ちゃん母乳を与えられない場合、母乳の代替品として開発されてきました。「育児用粉ミルク」「乳児用調整粉乳」などと呼びます。牛乳を原料とするものが一般的。生まれつき代謝問題がある赤ちゃんなどには、医師指示で使用する特殊なミルクもあります。なお、2019(平成31)年3月からは液体ミルク国内でも製造販売が開始されました。

出典 母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」指導/妊娠編:中林正雄(母子愛育会総合母子保健センター所長)、子育て編:渡辺博(帝京大学医学部附属溝口病院小児科科長)妊娠・子育て用語辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の粉ミルクの言及

【新生児】より

…(3)混合または人工栄養 生後1週間たっても体重が減りつづける場合,または2週間たっても生まれたときの体重にもどらない場合は母乳不足を考え,人工栄養を追加して混合栄養を行う。市販の育児用調整粉乳(粉ミルク)を用いるのがよい。新生児期には母乳分泌が少なくても,乳頭を吸わせていると分泌がよくなり,母乳栄養が可能となることがあるので,混合栄養にするときには,毎回母乳を吸わせたあとに人工乳で不足分を補う方法がよい。…

※「粉ミルク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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