紙木(読み)かみのき

精選版 日本国語大辞典 「紙木」の意味・読み・例文・類語

かみ‐の‐き【紙木】

  1. 〘 名詞 〙 ( 和紙原料糊料とするところから )
  2. 植物こうぞ(楮)」の異名

▼かみのきの花《 季語・春 》 〔日本植物名彙(1884)〕

  1. 植物「かじのき(梶木)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
  2. 植物「がんぴ(雁皮)」の異名。〔大和本草批正(1810頃)〕
  3. 植物「とろろあおい(黄蜀葵)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「紙木」の解説

紙木 (カミノキ)

植物。クワ科の落葉小高木・高木,薬用植物カジノキ別称

紙木 (カミノキ)

植物。アオイ科一年草,薬用植物。トロロアオイの別称

紙木 (カミノキ)

植物。ジンチョウゲ科の落葉低木。ガンピの別称

紙木 (カミギ・カミノキ)

植物。クワ科の落葉低木。コウゾの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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