経済社会発展計画(読み)けいざいしゃかいはってんけいかく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「経済社会発展計画」の意味・わかりやすい解説

経済社会発展計画
けいざいしゃかいはってんけいかく

1967年3月に策定された佐藤内閣による経済計画で,「昭和四十年代への挑戦」という副題がついている。計画期間は 67~71年度であり,その目標として均衡のとれた充実した経済社会への発展が掲げられた。またこの目標を達成するための重点政策課題として,(1) 物価の安定,(2) 経済の効率化,(3) 社会開発の推進の3点があげられている。従来の計画が量的な拡大をおもな目的としていたのに対し,社会的側面に重点をおいた経済発展が目的とされたことは日本の経済計画の一つの転換といえる。しかし成長率が年 8.2%と想定されていたのに対し,現実には大きくこれを上回ったため改訂が必要となり,70年5月に「新経済社会発展計画」 (1970~75) を策定した。

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