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結政所(読み)かたなしどころ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

結政所
かたなしどころ

結政とは文書を一つに束ねる意で,政務書類をさす。中古,大内裏外記庁の南に位置し,参議弁官少納言外記 (げき) らが参集して,政務書類を処理した役所。平安時代中期以降はここで太政官の公文を司る外記の政務が多く行われ,火急の場合などはここで文書に印 (結政請印) を押した。

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大辞林 第三版の解説

かたなしどころ【結政所】

大内裏の外記庁げきのちようの南にあって、参議・弁・少納言以下が参集し、政務書類を処理した役所。かたなし。かたなしの座。

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世界大百科事典内の結政所の言及

【結政】より

…平安時代の政務の一つで,公卿が主宰する政に先立って,弁官が文書を整理する行事。またその場所である結政所(かたなしどころ)の略称。〈けっせい〉ともいう。…

※「結政所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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